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種馬ジャーナル

ストリートスポーツやアングラカルチャーを中心に、体験・レポートするブログ。話がまとめられない子なので、更新頻度が悲惨

DOUBLE DUTCH ONE'Sの審査員をしてみて思ったこと(

ご無沙汰しております。半年ぶりですかね。
僕の怠惰を笑ってください。金子です。
 
即興の対応力の低さに定評のある私ではございますが、
本日ダブルダッチの即興バトルイベント「Double Dutch One’s」のジャッジを僭越ながら遂行して参りました。
 
ジャッジムーヴはゴミでしたが、、、口だけは動くので、ポーネグリフよろしく生きた証をここに残します。半笑いで読んでいただければと。。
 
今回は以下3編でお送り致します。長いよ。相変わらず。
 
1.審査基準について
2.サイファー感想
3.本編採点内容と感想
 
 
 
1.審査基準について
結構、ダッチのバトルって物凄く感覚的なジャッジというか、まあそれ自体は別に全然悪いことじゃないと思うんすけど、大事故的なミスとラストムーヴの印象みたいなところで点数付く的なイメージがあったので、ムーヴ単位で記録として残していくことも意図して以下の審査項目を設けました。
 
→衝撃的・印象的なムーヴを残したかどうか。基準点3点。ムーヴの数・心証による加点方式。
 
②アグレッシブ(バトルアティチュード)
→相手のムーヴを倒すべく、如何に自らのムーヴを難易度の高い技やステップで繋ぎ、ひとつなぎのルーティーンとして完成させたか。発想ベースはフリースタイル競技での普通飛び減点。基準点を3点として、0.5点ずつの加点減点方式。
 
③ジェネラルシップ
→バトルの主導権を握るための技術やミスの少なさ、戦術構成。
②と同じく基準点を3点とした0.5点ずつの加点減点方式。
 
上記3項目の合計点数にて勝敗を決定。
 
基本発想はご存知「UMB」より頂いております。
まあUMBのジャッジ基準もベース発想はボクシングだし、バトルの採点基準としては良いのではないかなーと思っております。
1ムーヴずつ勝敗をつけるのではなく、合計点数方式にしたのは、単純にダッチのバトルが1,2,3ムーヴとムーヴ数が少なく、1ムーヴ判定にすると引き分け続出の匂いがしたため。
 
【UMB審査基準について】
 
ただ、ボクシングやMCバトルと違って、ダッチのバトルは基本的に「殴り合い」ではなく「見せ合い」がベースにあるというのが、ルーツを鑑みた上での持論なので、「攻撃的態度」も単純に挑発的かどうかではなく、「相手のムーヴを超える難易度・心証のムーヴをするかどうか」というところにフォーカスをしてみました。
その日その音その相手と言った条件を踏まえた上でのリアルなスキルが見られると一番いいなーと。
 
まあ結果的に言うと、基準作るとすごく白黒つけやすかったです。
もしどこかしらで基準気になる方いらっしゃったらご説明と議論に伺いますので、個別にお問い合わせくださいませ。
 
 
2.サイファーについて
サイファーについては、上記①〜③の要素ごとにインパクトの強かったプレイヤーをA,B,Cのランク付けの元に、上位からピックアップする形で選んでみました。
 
結構サイファーも思うことがいろいろあったんですが、一番思ったのが、「そのムーヴでピックアップさせるのはちょっと説得力欠けるわ」ということでした。
なんというか、フリーロープ上手いのはわかるんすけど、ステップの基礎技術は高いんすけど、ムーヴを流してる感じというか、「今ここでそれやる必要ある?」というムーヴがすごく多かった気がします。
やっぱ人数多いんで、「コイツ明らかに輝いてるしいいよね!」って強く推せるようなムーヴ繰り出して欲しいんすよね。何度も跳んでるけど、1ムーヴずつが希薄化しちゃって、どうもあと一押しがしづらい子が多かった気がします。
キメの直前のミスとかもそうですけどね。
 
で、オープンにしていいのか分かりませんが、金子が今日のサイファーでいいなと思ったのが以下16人です。順位はつけてないので順番は気にしないでください。
アルファベットにすると何かカッコよかったので、乱さないために敬称略です。
すんません。
 
1.YUI
2.MASA
3.SHOICHI
4.TAKAAKI
5.HKR
6.JUN
7.TARO
8.IKEPON
9.KYOKA
10.IWANESS
11.ASUKI
12.STR
13.YURINA
14.DAIKI
15.糟谷
16.ゴットゥーザ
 
この中でも、特にYUIとTAKAAKIの2人が、どのムーヴにも手抜きなく、ミスもせずいい感じにムーヴを終えられていたので凄く好印象でした。
ミスが多かった分もあったのか、決勝16人には残れませんでしたが、KYOKAとASUKIがいい感じのバイブスでしっかりとスキルの片鱗を見せつけていたのが印象に残ってます。あとは、IWANESSの、曲アパッチから即座にベストタイミングでのハリー入りみたいな察知能力が素直にすげーなと思いました。
 
 
3.本編審査内容と感想
これ完全に個人的なものなので、ジャッジ全員での判定とは違います。
誰が最終どんだけ旗上がったか覚えていないもので、、、
せっかく形に残したので、「まあそんな風に思う奴もいたのか」となんとなく感じてください。ほんまに僕はフリーロープ全然出来ないので、えらそうに書くのも恐縮ではありますが、お蔵入りももったいなくて、、、、
 
■1回戦(ワンムーヴ制)
▽第1試合…SONO対JUN
【JUN】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
【SONO】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…3点
 
ビートの取りづらい曲だったのですが、早々のネタ切れと思われたSONOが対応力を見せ、ダレさせないようにムーヴを出していたので、本当はドローの気持ちなのですが、SONOに上げました。
結果はJUNの勝利。
 
▽第2試合…YURINA対SHOICHI
【YURINA】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…2点
 
【SHOICHI】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…4点
 
相変わらず安定感強し。結果もSHOICHI勝利。
 
 
▽第3試合…YUI対ゴットゥーザ
YUI
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…2点
 
【ゴットゥーザ】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
YUI、1分間尺になると少しサイファー時の勢いが薄れたか。
対するゴットゥーザは手堅いムーヴで減点をさせないスタイルと感じました。
もうちょいフロアムーヴで攻めて欲しかったが笑
結果、延長。
 
▽第3試合延長
【ゴットゥーザ】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
YUI
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…3点
 
延長にも怯むことなく、攻め続けたYUIが勝利。
 
 
▽第4試合…糟谷対STR
【糟谷】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…3点
 
【STR】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…4点
 
STRは浮きの少なく難易度の高そうなステップの手数が多い。
動きにも安定感があり、強いなあと思った。
結果もSTR勝利。
 
▽第5試合…IKEPON対HKR
【IKEPON】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
【HKR】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…4点
 
しばらくぶりのブランクを感じさせないIKEPONの動きに一同驚愕笑
が、IKEPONの放ったフロアムーヴをハイクオリティで返し切ったHKRが王者の貫禄を見せ、勝利。さすがっす。
 
▽第6試合…MICHAEL対IWANESS
【MICHAEL】
・アティチュード…2点
・ジェネラルシップ…3点
 
【IWANESS】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…4点
 
MICHAELは少し手堅く構成しすぎたか。レペゼン東京、元気の良いIWANESSが勝利。
 
 
▽第7試合…TAKAAKI対MASA
【TAKAAKI】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…4点
 
【MASA】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…5点
 
TAKAAKIのリズムがかなりノってていい感じ。が、ここでMASAはTAKAAKIの見せなかったハリーステップで応答。リズムでしっかりと相手の戦い方に合わせつつ、一気にステップで差をつけていく戦術が秀逸。MASA勝利。
 
▽第8試合…TARO対HIROSHI
【TARO】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
【HIROSHI】
・アティチュード…2点
・ジェネラルシップ…3点
 
リズムは互角、フロアで攻めたTAROに分があったかと個人的には判断。
結果は延長に。
 
▽第8試合延長戦…HIROSHI対TARO
【HIROSHI】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
【TARO】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…3点
 
ここでHIROSHI、30秒間の延長戦に対し、ド頭からハリーステップを仕掛けてくる好判断。が、ミス及びTAROがラボで鍛え上げた体幹力で粘りを見せ勝利。
良きスタイルウォーズでした。
 
 
■2回戦(以後2ムーヴ制)
▽1試合目…JUN対SHOICHI
★1ムーヴ目
【JUN】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
【SHOICHI】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…4点
 
★2ムーヴ目
【JUN】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
【SHOICHI】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
SHICHI、安定感。勝者SHOICHI。
 
▽2試合目…YUI対STR
★1ムーヴ目
YUI
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…4点
 
【STR】
・アティチュード…3.5点
・ジェネラルシップ…3点
 
★2ムーヴ目
YUI
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
【STR】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…4点
 
YUI、2ムーヴ目で勢いが弱まる。1回戦や1ムーヴ目で見たような動きや、繋ぎの比率が高まる。足元の揺らがないSTRが勝利。
 
▽3試合目…IWANESS対HKR
★1ムーヴ目
【HKR】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…2点
 
【IWANESS】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…4点
 
★2ムーヴ目
【HKR】
・アティチュード…3.5点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
【IWANESS】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…4点
 
本日のベストバウト。
1ムーヴ目でミスの出たHKRに対し、リズム・ハリーステップをミスなくきっちり攻め切ったIWANESS。鋭い勝負勘が冴えわたる。IWANESS優位かと思われた本試合。結果は延長に。
 
▽延長(1ムーヴのみ)
【IWANESS】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
【HKR】
・アティチュード…3.5点
・ジェネラルシップ…4点
 
予想外の展開に気持ちが揺らいだか、IWANESS攻めあぐねてムーヴを終える。
リズム、フロアを混ぜ込み、堂々のムーヴを見せ切ったHKRの勝利。
 
▽4試合目…TARO対MASA
★1ムーヴ目
【TARO】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
【TARO】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…4点
 
★2ムーヴ目
【TARO】
パンチライン…3.5点
・アティチュード…3.5点
・ジェネラルシップ…3点
 
【MASA】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
スキル、振る舞い共に相手を飲み込んだMASAの勝利。
本当に持っていき方とプレッシャーのかけ方が上手い。
TAROのフロアムーヴ構成比率が上がれば、また勝負も変わったか。
 
■準決勝
▽1試合目…SHOICHI対STR
★1ムーヴ目
【SHOICHI】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…4点
 
【STR】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…2.5点
 
★2ムーヴ目
【SHOICHI】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
【STR】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…2.5点
 
→延長
 
▽延長
【SHOICHI】
・アティチュード…3.5点
・ジェネラルシップ…4点
 
【STR】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
 
少しミスの目立ったSTRに対し、延長戦でハリーステップを解放するなど安定した攻め方を見せるSHOICHI。SHOICHI勝利かと思ったものの、結果3対1でSTRが決勝戦へ駒を進めることに。
縄バチ状態でのサイドフリップが無ければ、個人的には互角だった勝負笑
 
■第2試合…MASA対HKR
★1ムーヴ目
【HKR】
・アティチュード…3.5点
・ジェネラルシップ…3点
 
【MASA】
・アティチュード…4.5点
・ジェネラルシップ…4点
 
★2ムーヴ目
【HKR】
・アティチュード…2点
・ジェネラルシップ…2点
 
【MASA】
・アティチュード…4点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
とにかく攻めまくるMASA。どんな戦いでもダメ押しでハリーステップをブチ込んでくるスタンスは凄く好き。
 
 
■決勝戦…MASA対STR
★1ムーヴ目
【MASA】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3.5点
 
【STR】
・アティチュード…3点
・ジェネラルシップ…3点
 
★2ムーヴ目
【MASA】
・アティチュード…3.5点
・ジェネラルシップ…4点
 
【STR】
・アティチュード…3.5点
・ジェネラルシップ…4点
 
かなり僅差だったこの戦い。バトルを重ねてもSTRは体力切れずによくあのムーヴをできるなあと思う。が、MASA優勝。本大会で最も戦術的に優れた戦い方をするプレイヤーだと感じた。
 
 
0.5刻みを導入したのは途中からだったのですが、この差を作ったことで一気に点数かがしやすくなった気がしました。
「点数化ってどうなん?ナンセンスじゃね?」という声もあるとは思いますが、一つの試みということで笑って許していただけると幸いです。
 
 
いいイベントでした!
またどこかでお会い出来たらお会いしましょう!
 
 
 
 
 
(呼んでもらえるのを待っています)