種馬ジャーナル

ストリートスポーツやアングラカルチャーを中心に、体験・レポートするブログ。話がまとめられない子なので、更新頻度が悲惨

ULTIMATE MC BATTLE2014に行ってきた!〜オープニング編〜

「当日は16:00にオープン、これは最低でも13:00には列に並ばねば。。。」と気合を入れる前日の僕。そんな僕のTwitterタイムラインにこんなツイートが流れてきた。

 

 

なんと。。。ということは早く行かなくてもいいのか。。。

そんなことを思いながら恵比寿駅にて下車。ああ、チャージが足りない、、チャージせねば、、、ああ、なんか目の前から怖い人が来る、、、どうしよう、、、

 

輪入道登場!!!

 

やっぱ本番当日の恵比寿はすげーっす。次々に有名人登場。

ミーハーな僕とクルーの一行は興奮が止まりません。

 

あ、向かいの信号にGOMESSがいる、一緒に信号待ちしてるの梅田サイファー御一行じゃね?うわ、サ上こええ。。知らない人に挨拶されたと思ったらニガリだ。。。などなど。

本当はグダグダ並びながら優勝予想でもしたかったのだけれども、誰に見られてるか分からないこの状況だとそんな危険な行為、とてもじゃないけど出来ません。

ってか俺らの左前で並んでるのハハノシキュウやし。みたいな状況でした。

 

結構ストリート系のイベントだと、例えば予選で出てた人は本戦チケット別ルートとか、有名人はゲストとか色々あるだろうと思ってたのですが、UMBは思った以上にフラットな様子でした。いやでもそんな扱いしっかりしてたらキャパ完全オーバーになるか。。。

 

そうこう思ううちに整理番号170番代、我々の入場順が回ってきた。

いざ出陣!!

 

真っ先にフロアから流れてきたのがこのビート。そう、サイプレス上野とロベルト吉野「ヒップホップ体操第2」だ。


サイプレス上野とロベルト吉野「ヒップホップ体操第二」 (Official MV) - YouTube

 

高まる鼓動、早くなるクラップ、僕らのワクワクはもう止まらない。

トラックに乗せてラップをしているDJ、やけに声の通りがいい。さすがUMBだ。。。

ん?あのDJは…?

 

CQ氏じゃないか!!

 

そう、レペゼンはブッダブランド、キエるマキュウのCQ氏である。

そりゃすげーわ!!もうとにかくアツい。

 

決め手はスタートまでラスト10分の追い上げ、MCも交えながら今日のイベントへの参加スタンスを僕たちに伝える男気ミックス。

田我流「やべー勢いですげー盛り上がる」→DJ HAZIME「I REP」→DABO「拍手喝采」。もうヘッズ達のシャウト&ヘッドバンギングが止まらない。

 

熱狂の中CQ氏が声を荒げる。

 

「ラスト1曲、おめーら盛り上がってこーぜ!」

 

さあ何で来るんだ、ブッダか、マキュウか、それともニトロ、はたまた晋平太か、、、いや、ここであえてLibra×9sari騒動も越えてMSCとか来たりしたらアツいな、、、などと膨らむ妄想。

 

ここで来たのがそう、

 

 


J-REXXX / MY TOWN feat.紅桜 - YouTube

 

 

紅桜!!

 

 

ここでフックアップ!そう来たか!!と感動!!

アメブレークの年末特集でDJ NOBU a.k.a.BOMBRUSH!氏も2014年MVPに挙げた紅桜だ!

2014年国産HIP HOP振り返り座談会(前編)|COLUMN[コラム]|Amebreak[アメブレイク]

 

そんな余韻に浸りながらスタートしたUMB。

 

その前に!

 

そう、シークレットゲストライブである。

 

誰が来る、誰が来る、、、とワクワクしたかったのだが、、、

私はDJタイムにこんなものを見つけてしまっていた。。。

 

いやいや全然秘密やないやん。。。そりゃないぜコッちゃん。。。(失礼

 

と思いつつ、バックでDJ OASIS氏セット、ケーダブ氏登場、これは嫌が応にもアガるやろ!!

 

まずはオーディエンスの小手調に1曲目「ラストエンペラー

 


ラストエンペラー deedope remix. K-DUB SHINE - YouTube

 

 

「自分が自分であることを誇る。そういう奴が最後に残る」

 

Ultimate MC Battle、この空間の真理を物語るこの曲を選曲したK DUB氏にはRESPECTの7文字しか出てこない。。。最高でした。

 

そしてまだ続くライブ、不覚にも2曲目は忘れてしまった。。。(「新しい時代へ」だっけ?)

 

が、なんと言ってもケーダブ氏のライブの最後に食らったインパクトが半端なかった。

そう、2014年最重要クラシックのこの曲である。

 


AKLO "RGTO" feat.SALU, 鋼田テフロン & Kダブシャイン - YouTube

 

2014年、この年に少しでも日本語ラップを聴いた人間ならば、このイントロを聴いた瞬間にアガらずにはいられない。もうこの曲だけでブログ記事3本くらい書ける勢いだ。

シーン的にも、「高校生ラップ選手権」を始めとして、非常にファンの裾野が広がったMCバトルの最も有名なイベント「Ultimate MC Battle」のオープニングで、日本語ラップのレジェンド、K DUB SHINEがシャウトする「リスペクト アフリカ・バンバータ」をオーディエンスが大合唱する光景は、とても印象深いものだったのではないだろうか。

思い起こせば僕も中3のときに「公開処刑」を聴いて、近くのツタヤで、まずはジェームス・ブラウンのベストを借りてきたなあと。入り口は何でもいい、ヒップホップを隅から隅まで好きな人がどんどん増えてくれたらいいなあと胸が熱くなった。

 

そして全ての観衆がビガップする中、シークレットゲストライブ終了。

いよいよ本戦のスタートである。

 

遂に出てきた!晋平太!!

格好はどこかで見たことあるような、というかほぼこれ。

 

 

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…袴?まだ年末なのに…?

 

という疑問は置いておき、ついにスタートしたUltimate MC Battle 2014!

今年もREPアナゴさん、若本氏のナレーション、曰く「日本一のフリースタイルバカ」晋平太氏の「UMB」コールアンドレスポンスで会場のテンションは最高潮。去年は「Freestyle God」だったのに、なんて身近な存在になったんだ。

なんか自分がここにいるのが全然現実的じゃねえ。とにかく最高だ!!

 

「僕らがこの大会を開いているのは、金や権利のためではなく、MCのため」と若干Libra×9sari騒動を匂わせながら、いよいよ本編スタート。

これはまだドラマの始まりにすぎなかった…

 

 

つづく

 

 

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